こんな人におすすめ!リフレクソロジーをおこなう目的まとめ

リフレクソロジーは、足の裏にある反射区を指や手で適切に刺激して、人が本来もっている自然治癒力を高め、健康に導くための施術方法です。足裏マッサージや足ツボマッサージとも呼ばれるリフレクソロジーは、さまざまな健康効果が期待できる施術として注目されています。
整体をはじめ、マッサージ店などでもリフレクソロジーを取り入れるところが増えていますが、一方で、そもそもリフレクソロジーとは何か?リフレクソロジーをおこなう目的は?など、リフレクソロジーについてあまり知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リフレクソロジーに関する基礎知識をはじめ、リフレクソロジーをおこなう目的について色々紹介していきます。

そもそもリフレクソロジーって何?

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リフレクソロジーとは、足の裏にある反射区を指や手で適切に刺激することで人が本来もっている自然治癒力を高め、健康に導くための施術のことです。足裏を刺激することから足裏マッサージや足ツボマッサージと呼ばれることもありますが、施術は全て指や手でおこない、特殊な器具は一切使用しないのが基本です。
足ツボと聞くと痛ければ痛いほど効果がある…とイメージされる方も多いのですが、そう言われていた時代は過ぎ、今では「痛いけど気持ちいい」といった具合で、適度な刺激を与えるくらいが余韻も残ってちょうど良いと考えらえています。

反射区を適切に刺激して調子を整えるリフレクソロジー

リフレクソロジーを日本語では反射学と訳します。足裏には、内臓や器官につながる末梢神経が集まった反射区と呼ばれる部分があります。リフレクソロジーは、この反射区を指や手を使って刺激して全身に働きかけることで体に生じている不調の改善をもたらす、との考えに基づいた施術法です。
反射区は足の裏だけでなく、耳や頭、手などにも存在していますが、その中でも足の裏には全ての内臓や器官につながった反射区があると言われています。こういった理由から、リフレクソロジーでは足を中心とした施術が多くおこなわれています。

台湾式・東洋式・英国式って何が違うの?

ひとくちにリフレクソロジーといっても、実はいくつかの種類にわかれています。リフレクソロジーの種類の代表格といえば、台湾式リフレクソロジー・東洋式リフレクソロジー・英国式リフレクソロジーの3つです。 各種類の大きな違いは、発祥した場所と施術法の違いです。台湾式リフレクソロジーはその名のとおり台湾で発祥した施術法です。東洋式リフレクソロジーは主に中国やタイなどで発祥した施術のことを指します。英国式リフレクソロジーはイギリス発祥の施術法です。
台湾式リフレクソロジーの施術は、指や手を使って足の裏を刺激する場合もあれば、専用アイテムを使って特定のツボに深く刺激を与えることもあります。以前は、痛ければ痛いほど良いと見方が強かった時代もありましたが、今では痛気持ちいい位の強さで刺激を与えるのが主流になりつつあります。
東洋式リフレクソロジーの施術は、発祥の地によって施術方法が大きく異なります。中国式のリフレクソロジーは特定のツボに対して強い刺激を与えることで体の不調を改善にみちびきます。一方、タイ式のリフレクソロジーは中国式に比べて刺激は強くなく、優しく刺激を与えておこなう施術が多いようです。
イギリスを中心にヨーロッパで発展したと言われる英国式は、強い刺激は与えず、指や手を使ってなでるようなソフトな施術が基本です。気持ちよさを重視する英国式リフレクソロジーは筋肉の緊張を緩和させ、心と体をリフレッシュするリラクゼーション効果が高いことでも知られています。

リフレクソロジーをおこなう目的とは?

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仕事や家事で忙しく、知らず知らずのうちに身体的にも精神的にもストレスや疲労を蓄積してしまっている人も多いのではないでしょうか。そんな蓄積した疲労を軽減し、心と体に癒しを与えるための施術がリフレクソロジーです。
ここでは、リフレクソロジーに興味がある方向けにリフレクソロジーをおこなう目的についてまとめています。

目的1:内臓や器官機能の改善のため

リフレクソロジーをおこなう目的のひとつが、人の身体にある臓器や器官の機能を改善するためです。内臓や器官につながっている末梢神経が集まる反射区を手技により刺激を与えることで、体のあらゆる部位や自律神経に働きかけ、それにより内臓や器官の機能が活性化される、といった効果が期待できます。

目的2:自然治癒力を引き出すため

2つ目の目的は、私たち人間が本来持っている自然治癒力を引き出すためです。疲れやストレスが蓄積した状態にあると、自然治癒力が低下して高いパフォーマンスを維持できないと言われています。そんな時にリフレクソロジーを通じて反射区に刺激を与えると、血流や代謝が改善されて、自然治癒力を引き出して、疲れにくい体作りに役立つと言われています。

目的3:体温を上げて不調を改善にみちびくため

リフレクソロジーを行うことで、第二の心臓と呼ばれる足が刺激され、緊張で硬くなっていた筋肉が緩み、それによって全身をめぐる血流がよくなり、体に起きているさまざまな不調の改善に役立つと考えらえています。リフレクソロジーを受けて体温が上がると、肩こりや首こり、目の疲れ、腰痛など、日常的に抱えている体の不調が改善される可能性があります。

目的4:太りづらい体づくりのため

美容目的でリフレクソロジーを受ける人が増えています。リフレクソロジーによって血流が良くなると、代謝も良くなり、体内に蓄積していた老廃物が排出されやすくなると言われています。長時間の立ち仕事や冷えなどが原因で下半身にむくみが生じることがありますが、リフレクソロジーにより血流やリンパの流れを改善できれば、新陳代謝が高く、太りづらい体質に近づける効果が期待できます。

目的5:ストレス解消のため

リフレクソロジーは、足裏の反射区に痛気持ちいい程度の刺激を与えることで、筋肉の緊張をほぐし、心身をリラックスさせる効果が期待できます。仕事や人間関係など、日頃から大きなストレスを抱えている人は、リフレクソロジーを受けることで手技による刺激により自律神経が整えられ、ストレスを解消させる効果が期待できると考えられています。

目的6:美肌や健康的な体を維持するため

最後に紹介する目的は、健康的な体を維持するためです。リフレクソロジーを受けると血流やリンパの流れが改善され、全身に新鮮な酸素がよりスムーズに循環すると言われています。代謝がアップすれば古い細胞や老廃物は体外に排出され、美肌効果や健康増進効果などが期待できます。



足裏の反射区を適切な手技で刺激することで、自己治癒力を引き出して、心身に生じている不調が改善される効果やリラクゼーション効果が期待できます。自分で反射区を刺激してみるのも良いですが、やはりリフレクソロジーを専門にしているプロの施術を受けた方がより高い効果が期待できますし、それぞれの体の状況に応じて適切な施術を提供してくれるはずです。
今回紹介したように、さまざまな目的から利用できるリフレクソロジーですが、施設によって台湾式や東洋式、英国式など施術方法がそれぞれ異なるので、目的に合った施術を選択して、ぜひ快適な生活を送ってください。